プログラマーってきつい?

プログラマーって目指す人が結構多いイメージですけど、それと同時に「きつい」って言うイメージも強いですよね^^

何故、きついっていうイメージがあるのに目指す人が多いか・・・って言うと、一般的な平均年収よりも少し高いからだとは思います。

正直ピンキリではあるんですけどね^^

ヤス

忙しそうなイメージは確かにあるな・・・・

では、プログラマーのいったい何がキツイんでしょう??

幾つか考えられますので、私的に思う部分を幾つか挙げていきますね。

労働時間が長い

まずやっぱりこれですね。
労働時間が長いっていうイメージありますよね?
まぁ、実際長くなる事が確かに多いですね。

これは担当プロジェクトによる部分もあるんですけどね。

私も若い頃はプロジェクトによっては毎日22時過ぎまでは勤務してたりしましたね。

ちょっと用があって定時に帰ろうとすると、「あ、買い出し?そしたら俺もお願い・・」みたいな声をかけられます。
勘弁してくれ・・・・って正直思いました^^

ヤス

なんか嫌・・・・・

徹夜もそこそこしてました。

机の引き出しにはお風呂セットがあって、たまに銭湯を利用してました。

もう今日はとても帰れそうになないなぁ・・って時には銭湯に行っちゃいます。

まぁ、他の人はあまり行ってなかったですけどね^^

私はさっぱりしたかったので、結構利用してました。

ただ、銭湯も結構高いですからね^^
バカにならないです><

私が当時利用していた頃はぎりぎり400円行かないくらいでしたが、今都内の価格を見ると480円ですもん・・・。

ヤス

何気に高い・・・・

普通に食事出来ちゃいます><

やる気を削がれる

なんというか、報われない事が結構あります。

仕事が出来る人の方が、出来ない人よりも残業が多くなったりするんです。

これはどこもそうかもしれませんが、出来る人のところには仕事がどんどん集まってきます。

そして、忙しくなります。

ヤス

えっ・・・・私の仕事は少なそうって??ほっとけ!!

特に給与で大きく差が出る訳でもないですしね。

・・・で、なんかバカらしいなぁ・・・って感じて、辞めていく人もいます><

まぁ、心情的にはとてもよくわかります。

基本的に人と比べると、ほんと病んじゃう事があるので、ここでの自分の目標を明確にしておかないとホントきつい現場はキツイです。

しかも、その出来る人に仕事が集まる・・・という事を言いましたが、それによってその努力がすぐに評価に反映するわけでもありません。
評価に反映されるのには結構時間がかかります。
ダメ上司だと反映すらされない事も><

ヤス

ダメ上司にあたりそう・・・

そうなると更にやる気が減退し、出来る人がどんどん辞めていくという事態に陥ります。

会社としても力がどんどん落ちていきます。

そうすると、新しい出来る人が入ってきても、「うちの会社ヤバイな・・・・」そう感じて早々に辞めていく・・・という正に負の連鎖が発生します><

出来る人が多く長く残っている会社は良い会社と言えるとも言えますね^^

顧客先での常駐

自社開発とかじゃないと、顧客先での常駐という形態は非常に多いです。

開発自体は自社でやれてもテスト工程になるとお客様の環境が必要になるので、そこから常駐ということも結構あります。

結構自社がブラックだと、顧客先が天国に思う事もあるんですけどね^^

ただ、やっぱり外れなところもあるので、そういう時には、早くこのプロジェクト終わらないかなぁ~とブルーになりますね^^

特に、顧客先での作業が多い事をあまり調べずに入社して、後から後悔する方は多いです。
入社する際にはそこらへんはよく確認したいですね^^

私は結構顧客と仲良くやっていく派なので、そんな苦痛ということは無かったです。
距離が遠いところはキツかったですけどね^^

後、顧客によっては常駐は認めるけど、インターネット環境を与えない・・・というところもたまにあります。
私も経験しました。

ヤス

インターネット使えないのはキツイ・・・・

そういうところに配属すると、ちょっとインターネットで調べながら・・・というのがやりにくいのでまぁまぁ大変です。

まぁ、このご時世なので、そういうところは減ってきているとは思いますけどね^^

やっぱりインターネット環境が無いとちょっとした事は携帯で調べられますが、なかなか効率が悪いです。
結構本を持ち込んでなんとかみんな頑張ってましたが、さすがに最近はそういうところは少ないかもですね^^

配属前には一応確認して対策を取りたいですね。

給与が思ったほど高くない

給与が高いって聞いてプログラマーを選んだのに、低いな・・・・。

そう感じる方は多いかもしれません。

これは結局入社する会社によるところが大きいからです。

システムの開発って大きなものだと、まず、大手SIerと呼ばれる大手企業が受注します。

NTTデータとか富士通とかNRIとかIBMとかですね。

ここらへんの規模の会社が1次受けで、入ってくるお金も多いので給与はかなり高いです。
もし入れるならオススメですが、ハードルはかなり高いと思います。

以前一緒にやっていた30歳前後のリーダークラスの方の年収を聞いたら1000万円は超えてました。
みんながみんな超えてる訳ではないですが、そういう方もちらほらいました。

また、このレベルの企業だと設計はしますが、実際の開発は2次受けの企業にまわしてしまう事が多いので、プログラミングスキルはあまり伸びません。
調整スキルは伸びます^^

プログラミング好きな方は結構自分でもやったりしますが、まぁ、あまりないですね。
(1年目の新人を研修がてら開発部隊に混ぜ込む事はちょくちょくあります)

・・・で、この方達も進捗管理など、プロジェクトには参画する事が多いんですけど、実際に開発を進めるのは、別の開発部隊が整っている企業に発注します。

企業の規模で言うと、富士ソフトやトランス・コスモス、東京コンピュータサービスと言ったところですね。
ここらへんの企業が舵をとってプロジェクトを進めていきます。

ここらへんの企業が2次受けを主に担当します。
ここの給与は企業によってバラバラですね。
残業ありきで考えればそんなに低くはないかもしれませんが、残業が無いと、結構キツイのが現状かもしれません。

ヤス

残業無くてもそこそこ貰いたいけど、難しいかなぁ・・・・

更に、自社で足りない人員をパートナー企業から募集してプロジェクトを成立させていきます。
この2次受けのパートナー企業となっている多くの企業が3次受け企業です。

まぁ、3次受けくらいで安定して仕事を貰えている企業であればまだマシです。
まだまだ4次受け、5次受けというところも結構ザラにあります。

3次受けくらいであれば、まだ結構良い人材もたまにいますが、4次受け、5次受けとなると、いい人・・・というか出来る人が段々少なくなってきている印象ですね。(勿論例外もあるとは思います)
当然できる工程も下流の部分が多くなってくるので給与面でも不利です。

なので、給与面を考えれば1次受け企業ですが、技術的な事の成長をふまえてステップアップしたいのであれば2次受け、もしくは3次受け企業で良いところを探した方がプログラミングスキル的には良いと思います。

ヤス

なるほど・・・

2次受け、3次受けで技術を学び、1次受けにステップアップする方もそこそこいます。

出来れば、まずは上の方の動きがよく見える2次受けの方が勉強になる事は多いかもしれません。
ただ、給与は残業ありき・・・という事は覚悟が必要です。

幸い、この業界では残業代がきちんと出るところが比較的多いので、結果たくさん貰える事が多いです。

ただ、企業によっては月50時間迄とか、20時間迄とかの縛りがある会社もあるので、入社する前にはそこらへんをしっかり確認しておいた方が良いです。

プロジェクト案件が炎上することがたまにある

この業界では案件が炎上することがたまにあります。

炎上する原因は幾つかあるんですが、一番技術者としてムカっとくるのが、システム未経験の営業がプロジェクトの工数を見積もっていて、それが実際の工数と全然合わない事で発生する炎上です。

もう悲惨としか言いようがありません。
見積もり工数が全く合ってないんです><

もう、最初っから炎上するってわかってるっていう・・・・。

私も火消し役として、休日とかに応援で行ったりとかありましたが、どんどん人が辞めていきましたね><
モチベーションもダダ下がりになりますから。

後は、途中で想定していた仕組みが利用できない事が発覚して、設計から作り直しを迫られての炎上・・・とかもありますね。

集まったメンバーの技術スキルが低すぎて炎上とかもあります。

ヤス

炎上って聞いただけで、凄くブルーになります

まぁ、だいたい多くは炎上する前に上の人がなんとかそうならないように対処していくんですけど、たまにどうにもならない時があります。

炎上すると勤務時間が跳ね上がりますので、耐えられなくなって辞めていく人が多くなります。
特に残業しても残業代が出ない人達は・・・・・。

受注元の会社からは余計にお金を貰える訳ではないので、ぶっちゃけ、やればやるほど赤字です。
(少し出してくれる企業もあります)

夜中の3時とかに平気で会議が始まったりすることもあります^^

後は朝の8時がリリースの期限と決められているプロジェクトでは朝の5時とか6時とかにリリースの判定会議とかが始まったりするところもあります。

いや、それって徹夜を想定されてるじゃん・・・・みたいな><

ヤス

怖い・・・

じゃあ魅力ないの?

はい、今まで、プログラマーのきつい部分をさらけ出してきたんですけど、じゃあ魅力ないの?というと、そんな事はありません(汗)

上で挙げた部分というのはプログラマーとして従事するうえでのほんの一端です。

忙しい時期も永遠に続くわけじゃないですからね。

楽しさやいい部分だって勿論あります。

私は結構楽しくやってました^^
(残業はあまり好きではありませんでしたが・・・・)

例えば、プログラミングって慣れてくると急にレベルアップする時が来るんです。

そういう状態になると結構難しいロジックのプログラミングがぱっと閃いて組めたりして、凄い達成感を感じる事があります。

給与だって、低い・・・って言っても、平均を考えれば結構高い方だと思います。

ニーズも多いですし、自分自身でちょっとしたツールを作ったりして、何気に楽しく過ごせる人も多いと思います^^

また、プログラマー = 企業に入社ということでもありません。

フリーランスや起業という手もあります。

プログラミングを学ぶ場も最近はたくあんあります。

こちらでも幾つかご紹介しているので良かったら見てみてください。

>>おすすめオンラインプログラミングスクール5選!

また、私は忙しかったメンバー達とフットサルチームを作って10年以上ほぼ毎週活動して汗を流してました。

途中で私自身が引っ越してしまったので活動できなくはなりましたが><

結構、忙しいプロジェクトではかなり話をする機会も多く、色んな人達と仲良くなっていくケースは多いです。

私的には忙しいながらも非常に充実した時を過ごせたと思っています^^

ブラックかどうか、それは業種や職種では計れません。

会社や職場、環境に依存するものです。

プログラミングという武器をを身に着け、選択肢を広げ、よりよい可能性を求めていければと思います^^